Kyoto

京都の美術館、神社巡りは市バス5番がおすすめ!観光ルート案内

佐藤ルーミー

今回は京都市バス5番系統の旅を敢行してみようと思う。5番系統は京都市街の北東部と京都駅を繋いでいる。この路線沿いで有名な観光スポットは銀閣寺や永観堂があるが、心ときめくスポットはそれだけではない。大手メディアにはあまり取り上げられない味のあるオススメスポットを紹介。

以下お約束。
ひしめき合う路線の中でも

①京都駅から乗ることができる

②他の路線となるべく重ならない

③路線沿いに観光スポットがある

という点を重視しピックアップ。その結果、今回は京都市バス5番系統に焦点を当て、京都駅から国際会館までぶらり路線バスの旅をしてみようと思う。京都の相乗りバスツアーの参考になれば幸いである。

京都市バスの利用について

京都市バスの乗り方

後ろ乗り・前降りのワンマンカー。
均一系統は1乗車230円(小児は120円)、降りる際に運賃箱に金額を投入。千円札までは車内の両替機で両替できる。

 

お得な乗車券

1日乗車券カードや京都観光一日・二日乗車券が発売されている。
京都市交通局 : http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000006679.html

 

京都市バス5号系統の路線沿いの観光スポット

ここからは5号系統のバス停近くの観光スポットを紹介していく。バス停と観光スポットの詳しい場所はこちらをご覧あれ

京都市バス5号系統 路線図と観光スポット

 

京都駅

言わずと知れた京都の玄関口。今回の旅の始まりはココ。
バス停:「京都駅前」 5番系統は中央口から出てA1のりばへ。

 

法華宗大本山 本能寺

「時は今 雨が下(した)しる 五月哉」
この歌が現実のものとなった政変の地。あまりに有名な明智光秀の「敵は本能寺にあり」の本能寺は寺町御池にある。しかし事件の本当の場所はもっと西に行った堀川通り近くの蛸薬師油小路であり旧本能寺の石碑が建っている。
さて本能寺は信長の事件で有名になったが、実は日蓮聖人の教義を広める法華宗の大本山である。早朝6時から住職による読経があり、本堂にて参拝することができる。
また、大賓殿宝物館には幾度の戦禍から守られた貴重な宝物がある。展示されている香炉「三足の蛙」は本能寺の前夜、突然鳴きだし信長に危機を知らせたとされる。このエピソードはNHKの『歴史秘話ヒストリア』で紹介されていた。この三足の蛙と信長の事件にちなんだ「無事かえる」お守りが個人的にVery Good。次の帰省の時に買って帰ろう(自分用)。織田家の家紋が入った御朱印帳はVery Cool!人生いつでも、時今也桔梗旗揚!

バス停 : 「河原町三条」下車すぐ

住所 : 〒604-8091 京都市中京区寺町通御池下る

Tel : 075-231-5335

Website : http://www.kyoto-honnouji.jp/index.html

開門時間 : 6:00-17:00

 

京都国立近代美術館

京都近代美術館

東京国立近代美術館の分館としてスタートした京都国立近代美術館は、京都ならではの工芸に重点を置くことや、関西で活躍した芸術家を取り上げることにも主眼を置いている。筆者の乏しい知識でも横山大観、岸田劉生、藤田嗣治、北大路魯山人、ルノワール、マティスといった聞いたことのある有名芸術家の作品が数多く収集されている。
作品を目を凝らして吟味した後は併設の喫茶店「cafe de 505」に立ち寄ると良い。琵琶湖疏水を眺めながらコーヒーを飲むとなぜか芸術家と歓談しているようなそんな気がしてくる。

バス停 : 「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

住所 : 〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町26番地1

Tel : 075-761-4111

Website : http://www.momak.go.jp/

開館時間 : 9:30-17:00(入館は16:30まで)/コレクション展夜間開館日は要確認

休館日 : 毎週月曜日(月曜日が休日に当たる場合は、翌日が休館)及び年末・年始

 

京都市美術館

昭和8年に竣工した本館は見事にマッチした和洋折衷の建築様式。この設計の条件として「日本趣味」がベースにある。
展示は常設展と特別展がある。常設展は「京都市美術館コレクション展」として収蔵品の中から展示される。特別展は近現代美術に基づいて企画される。2016年はモネ、ルノワール、ダリの主宰・共催展が開かれ印象派やシュールレアリスム美術を企画。しかし目玉は地元・京都錦市場生まれの伊藤若冲展。若冲展では基調講演やワークショップも開催された。このように京都ゆかりの展覧会ではボリューム満点の企画が開かれる。ぜひ、近くを立ち寄る際は展示物をチェックすると思わず出会いがあるかもしれない。

バス停 : 「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

住所 : 〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町124(岡崎公園内)

Tel : 075-771-4107

Fax : 075-761-0444

Website : http://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/kmma/index.html

開館時間 : 9:00-17:00(入館は16:30まで)

休館日 : 毎週月曜日(月曜日が休日に当たる場合は、翌日が休館)及び年末・年始

 

京都岡崎 蔦屋書店

蔦屋書店1

蔦屋(ってなんて読むんだろう)書店か〜、ふーん。と思ってドアを開けると昔ながらの本屋さんのイメージが吹き飛ぶ。1Fにはコンシェルジュ(!?)選りすぐりの書籍が並び、隣にはなんとなくアメリカ北東部のバーを思わせるスターバックスから香ばしいコーヒーの香りが漂ってくる。

さらに観光客に嬉しいレンタサイクルも行なっている。自転車のラインナップは特別感を高めてくれるGOOD DESIGN賞受賞モデルや限定生産モデルがあり、岡崎の風になることができる。

2Fには晩餐会が開かれそうな広くて落ち着いたカフェレストラン「京都モダンテラス」がある。

3Fは芸術の町・岡崎から文化が発信できるようにアートとbookのギャラリースペースを備えている。とにかくハイセンスすぎて蔦屋書店ってなんて資本力のある本屋だろうと感心したところで、あのTSUTAYAか!と納得する。岡崎観光で疲れたらアーティスティック蔦屋書店でホッと一息。

バス停 : 「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

住所 : 〒606-8342 京都市左京区岡崎最勝寺町13 ロームシアター京都 パークプラザ1階

Tel : 075-754-0008

Website : http://real.tsite.jp/kyoto-okazaki/

営業時間 : 8:00-22:00(年中無休)

 

平安神宮

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春、晴天の下で桜が咲きほこる平安神宮・太極殿はまるで竜宮城。4月に平安神宮を訪れる人々は浦島太郎になったと錯覚する。そうこれが“ウラシマ効果”といわれる現象だ。
…というのはさておき、平安神宮は明治28年に平安遷都1100年を記念して建てられ、平安京へ遷都した桓武天皇を祭神として祀っている。東京が都になる前、京都を都としていた時代の最後の天皇である孝明天皇も祀られている。
さて、平安神宮は京都三大祭りのひとつ、時代祭ゆかりの社である。京都1000年の動く時代絵巻はいわゆる“コミケ”の元祖だと認識していただいたら想像つきやすい(?)。 この時代考証もきっちりとしたコスプレ大行列、時代祭は毎年10月22日に行われる。

バス停 : 「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車 北へ徒歩5分

住所 : 〒606-8341 京都市左京区岡崎西天王町

Tel : 075-761-0221

Fax : 075-761-0225

Website : http://www.heianjingu.or.jp/

 

京都市動物園

2015年秋にリボーンしたkyoto city zooに行くゾウ!カメレオン並みに変貌を遂げた園内と園舎は雰囲気が明るくなって、とにかくオシャレとの評判。園内は「もうじゅうワールド」「アフリカの草原」「ゴリラのおうち」などテーマ別にエリアを分け動物の系統ごとに観察や勉強ができるようになっている。個人的には関西ではここでしか見ることのできないツシマヤマネコがイチオシ。個人的にはオーバーハング(下から見上げる檻)でのジャガーやトラを見たい。モーレツに!
また、リニューアル時に「図書館カフェ」として6500冊の蔵書が読めるカフェスペースがオープン。動物園に入園しなくてもカフェが利用できるのは嬉しい。さらに嬉しいポイントとして授乳室が各エリアに設置されている。これはパパさんママさんには心強い。そしてありがとう京都市、中学生まで入園無料!難しい年頃の少年少女も動物で癒されてハッピー。さらに京都市動物園の年パス「Zoo~っとパス」を今買うとオリジナルハンドタオルがもれなくついてくる!(平成28年4月1日~29年3月31日) ガオー!!

バス停 : 「岡崎公園・動物園前」下車 徒歩2分

住所 : 〒606-8333 京都市左京区岡崎法勝寺町 岡崎公園内

Tel : 075-771-0210

Fax : 075-752-1974

Website : http://www5.city.kyoto.jp/zoo/

開園時間 :
・3月~11月の期間 AM9:00~17:00
・12月~2月の期間 AM9:00~16:30
(入園は閉園の30分前まで)

休園日 : 毎週月曜日・年末

 

南禅寺

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「絶景かな、絶景かな!」

天下の大泥棒・石川五右衛門アドベンチャー。実際に五右衛門が大見得を切った南禅寺の三門に上がってみよう。歌舞伎「楼門五三桐」に登場するワンシーンの体験ができる。日本三大門の一つに数えられる三門は回廊式で、楼上内をぐるっと回ることができる。

また、南禅寺は紅葉の名勝地で勅使門・三門・法堂・方丈を真っ赤に染まったカエデが彩り、秋の絶を演出。

南禅寺といえばもう一つ、美しい水路閣が人を惹きつける。京都市内に琵琶湖の水を通す「琵琶湖疎水」が流れるアーチ型の橋。中世ヨーロッパを想像させる水道橋が寺の中にあるのが意外で面白い。

南禅寺では坐禅会が開かれていて第2・第4日曜日の午前6時から。10分程のありがたい法話を聞くことができる。 写経会は毎月15日午後1時から。

バス停 : 「東天王町」または「南禅寺・永観堂道」下車 徒歩10分

住所 : 〒606-8435

Tel : 075-771-0365

Website : http://www.nanzen.net/index.html

拝観時間 : 8:40-16:30(12/1~2/28)  /  8:40-17:00(3/1~11/30)

 

永観堂(禅林寺)

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秋の紅葉シーズンになると全国メディアに常連の永観堂。しかし、これは今に始まったことではなく千年以上も「モミジの永観堂」として日本国民の心を捉えてきた。その美しさは古今集や千載集にも歌われてきた古刹。晩秋には徒歩すぐの南禅寺と合わせて紅葉狩りしたい。

本尊の“みかえり阿弥陀像”は中興の祖・永観が修行中にお堂の台座から降り、唖然とした永観を振り返りつつ「(歩くのが)永観、遅し」とお言葉を発したという言い伝えがある。これにちなみ、“みかえり”とは自分自身を振り返る意味やリーダーが把握するために後続を見るといった意味を持つ(公式HPより引用)。

しかし、この阿弥陀様なんとも可愛らしいのは振り返った後、首が戻らなくなりいまだにそのままという驚きの首の固さ。首を回してポキポキ鳴らすのは動脈解離になるからやめた方が良いと知り合いの医者は言っていた。

バス停 : 「南禅寺・永観堂道」下車 徒歩3分

住所 : 〒606-8445 京都市左京区永観堂町48

Tel : 075-761-0007

Fax : 075-771-4243

Website : http://www.eikando.or.jp/

拝観時間 : 9:00-17:00(受付は16:00まで)

 

東天王 岡崎神社

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境内には狛犬ならぬ「狛うさぎ」がお出迎え。他にも珍しい招きうさぎ、うさぎおみくじなどがある。ピーターラビット一家の氏神様だという説がささやかれるのは納得(注;この説は筆者が考えました)。というのはさて置き、本来は赤ちゃんをたくさん産むうさぎに子宝や安産をあやかったものであるとか、かつてこの岡崎地区には野うさぎがたくさんいたからという故事に由来している。

また、祭神スサノオノミコトは奪われたヒロインを助けるためにヤマタノオロチを退治したという逸話から縁結びの神としても知られる。
岡崎神社は794年平安京建造時から東の守護を任されていたとても由緒ある神社。今でも京都の町を守っている。
つまり岡崎神社にお参りすれば厄が落ち、彼女(彼氏)ができ、結婚し、安産で子だくさんに恵まれるという人生ぴょんぴょんセットプランがついてくる。人生うまくいかずお悩みのアナタ、何も言わずに飛躍守(ぴょんおまもり)を買って、うさぎを撫でよう。よーしよしよし・・・

バス停 : 「東天王町」下車すぐ

住所 : 〒606-8332 京都市左京区岡崎東天王町51番地

Tel : 075-771-1963

Fax : 075-761-5859

Website : http://www.okazakijinja.jp/

 

真正極楽寺(真如堂)


全国あまたある極楽寺。しかしここが正真正銘のヘブンテンプルだ!という意味合いの「真正」極楽寺へようこそ。
名刹の極楽寺は11月の紅葉シーズンになると入山料が無料ということもあって人気のスポットになっている。
真如堂を開いた慈覚大師は自分で彫った阿弥陀如来像に白毫(=大仏の眉間にある丸いポチっとしたやつ。実は毛!)を入れようとするとなんと阿弥陀様はなんと拒絶!そこで大師は「都の女の人をお救いください」と拝むと、首を縦に振ったといわれている。これに由来してこの像は「うなづのき弥陀」と呼ばれている。これは安倍政権が推進する女性が輝く社会づくりを1000年も前に市井で行なっていたことのように思える。特に働く女性、待機児童や再就職活動で悩める女性の皆様、この極楽寺にはご利益があるかもしれない。

バス停 : 「錦林車庫前」または「真如堂前」下車 徒歩約8分

住所 : 〒606-8414 京都市左京区浄土寺真如町82

Tel : 075−771-0915

Fax : 075-771-1823

Website : http://shin-nyo-do.jp/

Open : 9:00- 16:00(受付15:45まで)

 

銀閣寺(東山慈照寺)

銀閣寺5

修学旅行のメッカ、銀閣寺。この有名スポットは金閣寺と同じく塔頭寺院(塔頭=禅宗寺院で、祖師や門徒高僧の死後その弟子が師の徳を慕い、大寺・名刹に寄り添って建てた塔や庵などの小院wikipediaより引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%94%E9%A0%AD)であり、総本山は地下鉄今出川駅そばの相国寺である。なんと意外にも金閣も銀閣も相国寺のサブ寺院だった。銀閣寺は、月を愛でるために作られた台という説のある向月台や銀沙灘といわれる月光を反射させる砂利の庭がある。銀閣寺とは日本の心、わびさびの寺なのだ。

バス停 : 「銀閣寺道」下車すぐ
住所 : 〒606-8402 京都市左京区銀閣寺町2

Tel : 075-771-5725

Website : http://www.shokoku-ji.jp/top.php

Open : 8:30-1700(3/1-11/30)  /  9:00-16:30(12/1-2/末日)

 

まつばや

銀閣寺の門前からすぐ近くに まつばや という抹茶アイス店がある。
京都の抹茶系スイーツ店の例に漏れず、このお店も大繁盛だ。

お店の中には座れるスペースもあり、サービスのあつ〜〜〜いお茶もあるので、バス旅で疲れた足を休めるには持って来いのお店だ。

バス停 : 「銀閣寺道」下車すぐ

所要時間 : 岩倉操車場前から40分

住所:京都府京都市左京区銀閣寺町40

Tel : 075-771-5652

Website : https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26005941/

 

御米司 ふみや

冬の空にモクモクと湯気を立て、料理人さん達のシャキシャキ働く姿が楽しいお店 ふみや は銀閣寺道の中ほどにある。

このお店のウリはずばり お米。
定食やおにぎりなど、多種多様なメニューでお米を楽しめる。

バス停 : 「銀閣寺道」下車すぐ

所要時間 : 岩倉操車場前から40分

住所 : 〒606-8402 京都府京都市左京区銀閣寺町65

Tel : 075-746-4560

Website : https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26024868/

 

京都造形大学 瓜生山キャンパス

造形芸大2

大学がなぜアクセスポイント?ここはフツーの大学じゃない。なんと18歳から94歳までの学生がいるらしい!芸大ゆえ様々な企画展示はされているのだが、着目すべきは日本初の構内に作られた大学が運営する本格的な劇場だ。この京都芸術劇場は春秋座とstudio21というふたつの顔を持っている。春秋座は歌舞伎公演を目的とした大劇場でありstudio21は現代演劇やダンス公演を想定している。プロによる日本舞踊や歌舞伎がある一方で高校生や学生による演劇も行われる。舞台に興味のある方は是非こまめにチェックされたし。個人的には野村万作・萬斎親子の狂言が見たいがチケットまだ取れるだろうか・・・。

バス停 : 「上終町京都造形芸大前」下車

住所 : 〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116

Tel : 075-791-9122

Website :

http://www.kyoto-art.ac.jp/

http://k-pac.org/

GRANDIR

京都造形芸術大学の斜め向かい、気の利いた雑貨屋やアパレルショップの並びに GRANDIR というパン屋がある。
赤い店構えが印象的な、町のパン屋さんといった風情だ。

フランスパンやサンドイッチなどの中からチョイスして頂きたいのはマフィン。
ダイエットしている人は一旦忘れよう。このお店のマフィンを食べないのは勿体ない。

こちらはチョコレートクルミマフィン
こちらはチョコレートクルミマフィン

バス停 : 「上終町京都造形芸大前」下車すぐ

所要時間 : 岩倉操車場前から30分

住所 : 〒606-8252 京都府京都市左京区北白川上終町5 エスポワール北白川 1F

Tel : 075-702-8056

Website : https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26003599/

DONQ

GRANDIRから南へちょっと歩くと大きな建物のこれまたパン屋 DONQ が現れる。
店内にレストランを併設しており、パスタやピザを始めとするイタリアンを頂ける。

嬉しいのはパンのおかわりが自由なこと。バゲットはもちろん、変わり種のパンが食べ放題なのもワクワクする。

バス停 : 「上終町京都造形芸大前」下車すぐ

所要時間 : 岩倉操車場前から30分

住所 : 〒606-8272 京都府京都市左京区北白川山田町1-1

Tel : 075-701-6141

Website : http://www.donq-kitashirakawa.jp/

八大神社

剣聖・宮本武蔵ゆかりの神社。吉岡一門と決闘の地となったかの有名な「一乗寺下り松」はかつて八大神社の境内にあった。今ではバス停から神社に行く坂の途中に4代目下り松がある。八大神社の境内には、慶長九年(1604年)決闘当時の一乗寺下り松の一部が祀られている。祭神はスサノオノミコト。ヤマタノオロチを退治した神様界の暴れん坊である。剣道される方は境内にある武蔵像(ブロンズ製)とお手合わせしてみてはどうだろう。メーーーン!!

バス停 : 「一乗寺下り松」より徒歩7分

住所 : 〒606-8156 京都市左京区一乗寺松原町1番地

Tel : 075-781-9076

Fax : 075-712-4499

Website : http://www.hatidai-jinja.com/

 

詩仙堂

 

名園。徳川家康の信頼を得ていた石川丈山という戦国武将が早々に武士をやめ、詩や書に励むため隠棲した寓居。こじんまりした山門をくぐると木漏れ日が石段を照らす。入り口から確かに隠れ家のような雰囲気。堂に入ると季節ごとに違った表情を見せてくれる素晴らしい庭園がある。この庭園の美しさは来日した故・元ダイアナ妃が絶賛したほど。毎年5月25日から数日間「遺宝展」が開催され一般公開される。

バス停 : 「一乗寺下り松」下車より徒歩7分

住所 : 〒606-8154 京都市左京区一乗寺門口町27番地

Tel : 075-781-2954

FAX : 075-721-9450

Website : http://www.kyoto-shisendo.com/

備考 : 9:00-17:00(受付は16:45まで)

 

曼殊院門跡

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日本仏教界のスター・最澄が建てたのが始まり。比叡で作られたが450年ほど前に一乗寺に移された。超売れっ子ガーデンデザイナー小堀遠州による枯山水は5月にはツツジ、11月には紅葉と庭を優美に染め上げる。四季折々の花を取り入れた演出は一年を通して今でも人を魅了している。10月末にはお抹茶接待、11月には夜間拝観が催される。また、京都の観光地には珍しく50台まで利用できる駐車場があるのは立ち寄りやすい。さらに駐車料金無料なのはとっても嬉しい。

バス停 : 「一乗寺清水町」下車すぐ

住所 : 〒606-8134 京都市左京区一乗寺竹ノ内町42

Tel : 075-781-5010

Website : http://www.manshuinmonzeki.jp/

Open : 9:00-17:00(16:30)お抹茶接待・夜間拝観の日時はWebsiteを参照

 

修学院離宮

宮内庁が管理する皇室庭園。17世紀中頃、後水尾上皇(第108代天皇)の指示により江戸幕府が造営した。修学院離宮は上御茶屋(かみのおちゃや)、中御茶屋(なかのおちゃや)、下御茶屋(しものおちゃや)と呼ばれる3か所の庭園からなる。それぞれの庭園は松並木で繋がれている。もっとも高い位置にある上御茶屋の隣雲亭からはその名の通り、京都市内を一望できる。バス停から少し離れていたり、離宮内は広く砂利道だったりとよく歩くため運動靴がベター。
また、見学には事前に宮内庁京都事務所に郵送・インターネット・直接窓口から申し込み許可を得なければならない。残念ながら18歳未満の見学はできない。

バス停 : 「修学院離宮道」下車 徒歩15分

住所 : 〒606-8052 京都市左京区修学院藪添

Tel : 03-5223-8071(宮内庁管理部管理課参観係)
075-211-1215(宮内庁京都事務所参観係)

Website : https://sankan.kunaicho.go.jp/guide/shugakuin.html

定員 : 各回50名

所要時間 : 80分

参観開始時間 :
AM 9:00,10:00,11:00
PM 13:30,15:00(計5回)

 

宝が池公園 / 子どもの楽園

有名な観光地もいいけど、賑やかなところにちょっと疲れたらオススメなのが宝が池公園。園内にある「桜の森」には桜がたくさん植えられ、秋にはモミジが色づいてお花見や紅葉狩りに最適。公園は人が少なく、わざわざ有名スポットの人混みに揉まれるのがイヤな人にうってつけの穴場スポットなのだ。

また、宝ヶ池公園に併設の子どもの楽園は大広場ゾーン、遊具ゾーン、プレイパークゾーンと大きく3つに分けられ、どのゾーンも主役は子供。キッズが目一杯遊べるようになっている。園内に授乳室があるのはママに優しい。

ただ、個人的には園内にある「京都平安騎馬隊」が非常に気になる。なんと京都府警がパトロールで使っている馬の見学ができるのだ。京都に住んではや幾年、これまで一度も英国警察ばりのお馬さんパトロールは見たことがないが、一体どこで活躍しているのだろうか。馬上の警察官は“こち亀”の大原部長がキレたときくらいしか記憶にない・・・。

バス停 : 「宝ケ池」下車 徒歩約3分

住所 : 〒606-0037 京都市左京区上高野流田町8

Tel : 075-781-3010

Fax : 075-781-4422

Website : http://www.kyoto-ga.jp/kodomonorakuen/

開園時間 : 9:00-16:30

定休日 : 年末年始(12/29~1/3)

 

以上が京都市営バス5系統で楽しめるスポット案内である。メジャーもマイナーも含めバス路線ではNo.1のボリューム満点のコースだと思う。それゆえ路線バスは常時混雑が予想される。言わすもがなであるが、マナーを大切に巡ってほしい。Have a good Bus trip!!

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