Airbnb(エアビーアンドビー略してエアビー)というサービスをご存知ですか?「貸したい人」と「借りたい人」の仲介をするサイトです。簡単に言ってしまえば民泊。「空いている部屋を貸してゆとりのある暮らしを」という概念から生まれ、世界中に広がっています。トラベルライターを名乗っている記者。「エアビーって、どんな感じなんだろう」という好奇心で実際に泊まってみました。
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まずは予約から
まずはAirbnbのサイトを拝見。泊まれそうなお部屋を探します。「おすすめ」「宿泊先」「体験」「スポット」などからも検索できるようです。とりあえず宿泊先は京都、ゲスト1人で検索。
色々あって大いに迷う
一口にAirbnbといっても色々な種類があるよう。1棟貸切タイプから個室、ゲストハウスのようなところも。これは迷いますね〜。
宿泊料金の他に清掃代金などがかかるところも!
料金は千円台からありとてもリーズナブル!とページをみてみると、清掃料金5,216円…。あれ?これ部屋代に追加したら普通に10,000円超えるやん…。週末は料金がアップする部屋などもあるので、トップに表示されている料金だけでなく細かく内容をチェックする必要があります。
初めてなのでホストが住んでいるお部屋に
私が選んだのはMasamiさんのお部屋。優しそうな女性のホストで、ご家族と住んでいるお家の一部屋を貸していただけるようです。エアビーの醍醐味は「現地の暮らしが体験できる」「ホストとの交流が楽しめる」というところ。最初はその精神にのっとってホストが住んでいるお部屋を選んでみました。
当日まではメッセージでやりとり
予約のあとはAirbnbのサイトを通して支払い完了。予約が確定。クレジットカードも使えて便利です。あとはハウスルールの確認やチェックインの時間などをメッセージでやりとり。正確な住所は予約が確定してから知らされます。今回はホストが住んでいるお家ということで鍵の受け渡し等は心配なし。とりあえずのごあいさつなどで7回ほどメッセージ交換をしました。
地図の位置が違う!?地味に焦る
当日は先にお知らせしていたチェックインの時間より遅くなってしまったので、その旨メッセージでお知らせ。マップを頼りに進んで行くと、ない。家がない!ピンでチェックされた場所は確かにここなのにMasamiさんの苗字の家がない。あわててMasamiさんに電話。(電話番号は予約を確定したらサイトに表示されます)
どうやらAir bnbのサイトが示す地図は少し場所がずれているもよう。京都の住所、ややこしいもんなぁ。なんとか無事お部屋に到着。こんな出来事も旅の思い出、よい土産話になるかも。
友人の部屋に泊まるような感覚
案内された場所はごく普通のお家。なんだか友達の家を思い出しました。私が泊まるお部屋は2階。もともと娘さんのお部屋だったのが今は独立されて空いているのだとか。この部屋、もともとは留学生のホームステイにも使っていたんだそうです。
Airbnbを利用するのはどんな人?
荷物を置いたらリビングでお茶をいただきながらMasamiさんと色々とお話を。こちらはAirbnbに登録されて1年弱。約80回ほどゲストを受け入れたそうです。1人客と2人組の割合は半々。海外からのお客さんが多く、日本人を泊めるのは私を含め4回目なのだそう。ちなみにこのマグカップも海外のゲストからのお土産。
今回は1泊ですが皆どれくらい泊まって行くのかな〜と思ったら、大体の方は3泊くらい。中には10泊したという強者も。よっぽど居心地がよかったのでしょうね。
ホストとの交流もAirbnbの醍醐味
ゲストと一緒に近くの御所でお弁当を持ってピクニック…なんてことも。海外の方もおにぎりが好きだったりするんだそうです。
Airbnbを利用するゲストはとてもフレンドリー。観光地までの行き方やおすすめの場所を聞かれたり、一緒に行こう!なんて言われることもあるのだとか。このお家はホストとの交流を楽しみたい方に選ばれているのかなぁといった印象でした。
話はつきませんが、私が眠くなってきたので24時頃には2階へ。知らないお家で寝る。なんだか不思議な感覚です。
お部屋にはこんな本も。留学生がいた頃の名残でしょうか。ローマ字表記とひらがなが新鮮です。
おしゃべりしながら朝食を
夜中からの雨と雷で、朝は少し早めに目が覚めました。外はまだ雨。ホテルとはまた少し違う、見慣れない部屋に不思議な感覚を覚えます。
部屋でぐずぐずしていたら、近所の小学生の「行ってきま〜す」の声が。ちょっぴり京の街の日常を感じることができました。こういうのがAirbnbの醍醐味かな。
一緒に朝食をいただくことも
リビングに降りて行くとMasamiさんが朝食を用意してくれました。ホストによってはこういう嬉しいオマケもあるようです。自分で焙煎するというコーヒーにトーストとバター、手作りのいちじくのジャム。誰かとおしゃべりしながら朝ごはんを食べる。最近いつも一人で食べているので、なんだか新鮮。日本だけど、ホームステイをしている感覚…!!
出身地が同じ四国という事で話が盛り上がり、予定よりもだいぶオーバーしての出発となりました。雨が降っていた事もあり、私が行きたかったパン屋さんまで車で送ってくださいました。ありがたや…!!
1泊目を終えて:今回のまとめ
今回泊まった民泊はホストの生活している家にお邪魔するタイプ。その地の生活を体感したい方や、おしゃべりが好きな方向きかなぁと思いました。最近あまり人と接していないなぁというひとり暮らしの方なんかも、たまには気分が変わって良いかもしれません。ホテルでは味わえない現地に溶け込む感覚。初Airbnb、気さくなホストのおかげで楽しく過ごすことができました。今度はどんなタイプに泊まろうかな。
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